西宮市で台風前にやっておきたい!屋根のセルフチェックと補修の目安

「台風が来る前に、うちの屋根は大丈夫かな…?」
「去年の大雨でちょっと気になる箇所があったけど、まだそのままかも…」
兵庫県西宮市は、六甲山系からの強風や梅雨・秋雨前線の影響で、屋根のトラブルが発生しやすい地域です。
特に台風シーズン前には、ちょっとした不具合が大きな被害につながることも。
この記事では、西宮市にお住まいの方向けに「屋根のセルフチェック方法」と「修理が必要なサイン」「補修・リフォームの目安」について、わかりやすく解説します。
屋根トラブルが起きやすい西宮市の気象的特徴とは?

六甲おろしと台風のダブルパンチ
西宮市は山と海に挟まれた地形から、台風時には風の通り道になりやすく、「六甲おろし」と呼ばれる突風が発生することも。
台風や大雨の被害が多い地域
過去の事例では、仁川町や甲子園口周辺で瓦の飛散や雨漏り被害が報告されています。
台風前にやっておきたい!屋根のセルフチェック項目

1. 瓦やスレートがズレていないか
- 地上から双眼鏡などで確認
- 屋根のラインが乱れていると要注意
2. 雨樋(あまどい)の詰まり・破損チェック
- 落ち葉や泥で詰まっていないか
- 雨の日に水があふれていないか
3. 棟板金の浮きや釘の緩み
- 金属屋根やスレート屋根に多いトラブル
- 強風で飛ぶと近隣への被害も
4. 軒天や破風板の変色・剥がれ
- 軒裏が黒ずんでいたら雨水の侵入サイン
- 木部の腐食やシロアリの原因にも
5. 室内の天井や壁にシミが出ていないか
- 天井の角や壁際にシミがないか
- クロスの浮きも雨漏りの前兆
チェックして異常があれば?補修費用の目安と対処方法

瓦のズレや割れ
- 【軽度】→瓦1〜数枚の差し替え(1〜2万円前後)
- 【中度】→部分葺き替え(10万円〜)
雨樋の詰まり・破損
- 詰まり除去は5,000円〜1万円程度
- 部分交換は1〜3万円前後
棟板金の浮き・外れ
- ビス補強で対応可能(1〜2万円程度)
- 板金交換は5〜10万円が目安
軒天の剥がれ・破風板の腐食
- 張り替え・塗装で1〜5万円程度
- 木部交換は5〜10万円台に
天井にシミがある場合
- 雨漏り補修(5〜20万円)+クロス張替え(1〜3万円)
- 原因特定のための散水調査(2〜5万円)
西宮市で実際にあった屋根トラブルの事例

屋根の不具合は、気づいたときにはすでに深刻化していることも。
ここでは、西宮市内で実際にあった3つのトラブル事例をご紹介します。いずれも早期発見と適切な対応がカギとなったケースです。
【事例1】甲陽園西山町|台風で瓦が飛散
台風シーズンに発生した強風(最大風速20m以上)によって、屋根の瓦が5枚ほど飛散。屋根の一部がむき出しになり、雨漏りのリスクがあったため、即日でブルーシートによる応急処置を実施しました。
後日、同型の瓦を取り寄せて部分的に交換。風災による被害と認定され、火災保険を適用したことで自己負担はゼロ円でした。
ポイント: 火災保険の対象となる典型的な例で、写真付きの被害報告書と施工履歴が認定の決め手に。
【事例2】西宮浜|雨樋の詰まりでベランダに水が逆流
台風通過直後、強風により飛んできたビニール袋が雨樋に詰まり、排水が滞る事態に。その結果、ベランダに溜まった雨水が逆流して室内に浸水する被害が発生しました。
調査の結果、排水不良の原因が判明し、雨樋内部の洗浄およびコーナー部分の部材交換を実施。工事後は正常に排水されるようになり、同様のトラブルを防ぐために落ち葉よけネットも併設しました。
ポイント: 雨樋の詰まりは放置すると室内浸水につながることも。定期的な清掃と点検が重要です。
【事例3】門戸荘|天井のシミが拡大していた
「2階の天井にシミが…」というご相談から調査を行ったところ、屋根の谷部分(谷樋)に小さな穴が開いており、そこから雨水が侵入していました。
天井裏の木部も一部湿気を含んでおり、放置していたらカビや構造腐食につながるリスクも。今回は、谷樋の板金を一式交換し、室内の天井クロスも張り替えて復旧しました。
ポイント: 雨漏りの原因が「屋根の見えない場所」であることは多く、専門業者の詳細調査が不可欠です。
火災保険が使えるケースと申請のポイント

「台風で屋根が壊れたけど、火災保険って使えるの?」
そんなご相談が西宮市でも増えています。実は、火災保険は火事だけでなく、風災や雪災、雹(ひょう)災などの自然災害による屋根の被害にも対応しているのです。
火災保険が適用される主なケース
以下のような被害は、多くの火災保険で補償対象となります。
- 台風や突風による屋根の破損、瓦の飛散
- 雨樋(あまどい)が外れた・歪んだ
- 隣家から飛来した物で屋根が傷ついた
- 雹(ひょう)による板金やスレートの凹み
- 雪の重みで屋根の一部が損傷した
ポイントは、「自然災害による突発的な被害」であること。築年数が古い住宅でも、経年劣化が原因でなければ補償の対象となります。
火災保険申請の3つのポイント
申請をスムーズに進めるためには、以下のような準備と手続きが重要です。
✅ 被害直後の写真を撮影する
できるだけ早く、破損状況がはっきり分かるように複数の角度から写真を残しておくことが大切です。可能であれば、被害前の状態との比較も用意しておくと効果的です。
✅ 業者による「被害報告書」が必要
火災保険を使うには、屋根修理の専門業者が作成した被害診断書・報告書の提出が求められます。マックスリフォームでは、申請に必要な書類の作成も無料でお手伝いしています。
✅ 保険会社への連絡はなるべく早めに
被害から時間が経ってしまうと、経年劣化と見なされる場合があります。気付いた段階で早めに保険会社へ連絡し、現地調査の予約を取っておきましょう。
専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

「西宮市では、台風後のご相談が一気に増える傾向にあります。特に築20年以上のお住まいでは、目に見えない部分から劣化が進んでいるケースも多いです。異変を見つけたら“まだ大丈夫”と思わずに、早めの点検をご検討ください。当社ではブルーシート養生などの応急対応も無料で実施しております。」
よくある質問(FAQ)
Q1. 台風の前に屋根を点検するベストなタイミングはいつですか?
→ 6月〜9月の梅雨・台風シーズン前に点検するのが理想です。特に台風シーズン直前は業者が混み合うため、余裕を持って6月中や7月初旬までに一度点検しておくことをおすすめします。
Q2. 屋根のセルフチェックって素人でも本当にできますか?
→ 屋根に登るのは大変危険なので、地上やベランダからの目視にとどめてください。以下の点をチェックするとよいでしょう:
- 瓦やスレートのズレや割れが見えるか
- 雨どいにゴミや枯葉が詰まっていないか
- 軒下から見える軒天や鼻隠しがはがれていないか
異変があればすぐにプロに相談を。
Q3. 強風の後に見るべきチェックポイントはありますか?
→ はい、以下の5点を確認しましょう。
- 地面に瓦や板金の破片が落ちていないか
- 雨どいが外れていないか・水があふれていないか
- 室内の天井に新しいシミや雨染みができていないか
- ベランダの防水層や笠木の浮きやひび割れがないか
- 風で飛ばされた物が屋根に引っかかっていないか
Q4. 台風で瓦が1枚だけ割れてしまった場合でも修理できますか?
→ はい、瓦1枚からの交換対応が可能です。ただし、瓦の種類によっては入手困難な場合もありますので、できるだけ早く業者に連絡することが重要です。費用は1枚7,000円〜15,000円が目安です。
Q5. 屋根の修理って火災保険で直せるって本当ですか?
→ 台風・突風・強風による屋根の破損は、火災保険の「風災」補償の対象になる可能性が高いです。ただし、経年劣化や施工不良が原因とされると認められません。被害写真・業者の診断書などが必要になるので、まずは調査を依頼しましょう。
Q6. 古い家で屋根が不安です。台風が来るたびに葺き替えるべきか悩んでいます。
→ 一概には言えませんが、築30年以上で瓦や下地材が傷んでいる場合は「部分補修」よりも「葺き替え」を検討した方が、将来的な費用が抑えられることもあります。点検の結果をもとに、葺き替え・カバー工法・部分補修のいずれが適しているか判断します。
Q7. 雨どいの掃除をしないと、どんな被害が出ますか?
→ 雨水がうまく流れなくなり、屋根や外壁をつたって水が侵入するリスクが高まります。また、重みで雨どいが外れたり、破損の原因になることも。西宮市のように落ち葉の多い地域では半年〜1年に1回の掃除を推奨しています。
Q8. 業者に屋根点検を頼むと営業されそうで不安です…
→ 心配されるお気持ちもよくわかります。無料点検や見積もりでも「契約を急がせないか」を事前に確認しましょう。口コミ・ホームページの施工実績・「建設業許可」の有無なども信頼の指標です。西宮市内で地域密着の業者を選ぶのもポイントです。
Q9. 台風の直前になってしまいました。今からできる対策はありますか?
→ 緊急時でもできることはあります。
- ベランダや庭の飛散物(植木鉢・物干し竿)を屋内に避難
- ブルーシートと土のうで屋根の一時養生(プロ推奨)
- 雨戸やシャッターの閉鎖
- 必要に応じて早朝でも対応してくれる業者に応急処置を相談しましょう。
Q10. 台風シーズン中に不在にする予定です。屋根の状態を確認する方法はありますか?
→ 出発前に専門業者による点検と写真報告を依頼しておくのが安心です。屋根点検後の写真を見ておけば、出先でも被害の心配を減らせます。また、万一の破損に備えた火災保険の補償内容の再確認もおすすめです。
まとめ|台風前の点検で屋根トラブルを未然に防ごう!
- 西宮市は台風被害が起きやすい地域
- 屋根や雨樋、軒天のセルフチェックで早期発見
- 異変があれば早めに補修。火災保険が使えるケースも
点検のタイミングを逃さず、安心して台風シーズンを迎えましょう!
ご相談・無料点検のご案内

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