西宮市で屋根修理をDIYしようとした結果…よくある失敗とプロに任せる理由

自分で屋根修理

近年、YouTubeやSNSの影響で“DIY”がブームとなり、「屋根修理も動画を見れば自分でできるのでは?」と考える方が増えています。

確かに、自分で修理できれば費用は抑えられるかもしれません。

しかし、西宮市のように台風や強風、寒暖差の大きい地域で屋根をDIY補修しようとすると、かえって高くつく失敗や深刻な事故につながるケースが少なくありません。

本記事では、

  • なぜ屋根のDIYが難しいのか?
  • 西宮市で実際にあったDIY失敗事例
  • プロに依頼した場合のメリットと費用対効果
  • 安心して相談できる業者の選び方

を徹底解説します。

目次

DIY屋根修理が抱える4つのリスク

1. 高所作業による重大事故の危険性

屋根の勾配が急な住宅が多い西宮市では、脚立や簡易はしごでの作業は非常に危険です。実際、転落による骨折・打撲の救急搬送が毎年発生しています。

2. 専門工具と知識不足による施工不良

屋根材のカットや固定には専用のカッター、エアーコンプレッサー、絶縁ビスなどが必要です。DIYでは道具が不足しがちで、防水シートの破損やビス打ち不足などの施工不良を招きます。

3. 見えない下地の劣化を見逃す

屋根表面だけを補修しても、野地板やルーフィングが腐食していれば雨漏りは再発します。赤外線カメラや含水率計など専門機器がないと内部診断は不可能です。

4. 火災保険・保証の対象外になる可能性

自分で修理を行い損傷が拡大した場合、火災保険の適用外となることがあります。また、メーカー保証もDIY施工では無効になることがほとんどです。


西宮市でよくあるDIY失敗ケース5選

瓦割れ

「自分で直せるかも」と思って屋根修理に挑戦した結果、かえって被害が拡大してしまう…西宮市内でも実際にあった代表的なDIY失敗事例を5つご紹介します。

瓦のズレを素手で戻して割ってしまう

「ちょっとズレてるだけだから直せそう」と、素手で瓦を動かした結果、かえってヒビ割れや破損を起こしてしまうケースです。割れた瓦は雨水を吸い込みやすくなり、翌年には雨漏りや構造材の腐食が進行するリスクがあります。

割れた瓦をコーキングでベタ埋め → 通気層をふさいでカビ発生

コーキング剤を過剰に使用し、通気層(屋根材の下にある湿気を逃す空間)をふさいでしまうケース。これにより内部に湿気がこもり、下地材の腐敗やカビ臭の発生を引き起こします。表面は一見きれいでも、数年後に重大な被害へつながることも。

トタン屋根の塗装で下地処理を怠る → 1年で塗膜がはがれる

古いトタン屋根に塗装をする際、本来は「ケレン作業(サビ落とし・旧塗膜除去)」が必要です。これを省くと、わずか1年で塗膜が浮き・剥がれ、再塗装と足場費用が再び発生する事態に。見た目がきれいになっても下地処理の質が問われます。

棟板金の釘を抜き替えずにコーキングだけ → 台風で飛散事故に

板金の固定が甘くなっている場合、本来は釘をビスに替えてしっかりと留め直す必要がありますが、コーキングだけで応急処置してしまうと、台風で板金が飛ばされ、近隣の車や窓に直撃して損害賠償トラブルに発展した事例もあります。

ブルーシート養生が甘く、強風で飛ばされ隣家を破損

ブルーシートを「なんとなく」被せただけでは、風でめくれて飛散しやすくなります。固定が不十分だったことで隣家の窓ガラスを割ってしまい、弁償トラブルに発展した例も。応急処置といえども、専門的な知識と道具が求められます。


プロに任せるメリット|費用対効果と安全性

比較項目DIYプロ施工
安全性転落・怪我のリスク高安全帯・足場・保険完備
施工品質経験不足で再発リスク専門資格・保証付き施工
費用低く見積もりがちだが再工事で割高に初期費用は上でも長期的に割安
時間休日が潰れる・長期化1日〜1週間で完了
保険対応申請サポート不可写真・書類作成を一括代行

結論:短期的な節約より、長期的な安心と資産価値維持が重要。


実例|DIY失敗からプロ依頼で解決したケース

事例①|甲子園口・築28年スレート屋根

  • DIYでコーキング補修→1年後に雨漏り再発
  • プロ診断でルーフィング劣化を発見、カバー工法実施
  • 総費用:DIY道具&材料 5万円+最終修理費 110万円
  • プロに初めから依頼していれば約90万円で済んだ可能性

事例②|香櫨園・築35年瓦屋根

  • 自力で瓦差し替え→割れが拡大
  • 台風で瓦落下、近隣車両に30万円の損害賠償
  • 火災保険はDIY起因で適用外、自己負担拡大

失敗しない業者選び6つのチェックポイント

チェック

西宮市で屋根修理を依頼する際、「どこに頼めば安心?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実際、屋根工事は専門性が高く、業者の対応次第で仕上がりや将来のトラブル発生率が大きく変わります。

ここでは、後悔しないための信頼できる業者選びの6つのチェックポイントを紹介します。

西宮市内に拠点があるか?アフター対応の速さが違う

地元に事務所や拠点を構えている業者は、何かあったときの対応が早く、緊急時にも頼りになります。

特に西宮市は台風や大雨の影響を受けやすいため、地場密着型の迅速対応が安心材料になります。

建設業許可番号を公開しているか?法令遵守と技術力の証明

建設業許可を取得していることは、一定の施工実績・財務基盤・技術者の配置が認められている証です。

ウェブサイトや見積書に許可番号が明記されているかもチェックポイント。許可のない業者は、万一のトラブル時に責任が不明瞭になるリスクがあります。

屋根診断士などの有資格者が在籍しているか

屋根工事は、ただ屋根材を張り替えるだけではありません。建物構造・防水設計・耐震性への深い理解が必要です。

「屋根診断士」「雨漏り診断士」「建築士」など、専門知識を持つスタッフが在籍しているかどうかで、診断の質と提案の妥当性が大きく変わります。

現地調査で実際に屋根に上ってくれるか?写真付きの報告書も必須

ドローンや目視だけでは見えない細部の劣化や下地の痛みは、実際に屋根に上らなければわかりません

はしごを使って屋根に上がり、写真を撮って説明してくれる業者は、調査の信頼性が高い証拠です。また、報告書に写真が添えられていると、ご自身で状態を確認できるので安心です。

見積書に「一式」だけでなく、工事項目ごとの内訳が明記されているか

「屋根修理一式:○○円」とだけ書かれた見積書は、後から追加費用が発生する可能性があります。

塗料・下地処理・足場・清掃・廃材処分・保証費用などが個別に明記された詳細見積書を提出してくれる業者を選びましょう。比較もしやすく、不要な工事が含まれていないかも見極めやすくなります。

保証書の発行と、年1回の無料点検などアフターサービスの有無

施工後の安心感は、アフターフォローの質で決まります。

保証期間・内容が明記された「書面の保証書」があるかどうかに加え、「年1回の無料点検」など定期的なメンテナンスサービスがある業者は、施工後も長く付き合えるパートナーになります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 西宮市の自宅で、屋根修理を自分でしても違法ではないですか?

A. 自宅の所有者が自分の家を修理すること自体は違法ではありません。ただし、屋根の高さや勾配によっては労働安全衛生法に基づく「高所作業」に該当する可能性があり、落下事故の危険があります。また、火災保険申請時に「無資格者が修理を行った」ことが原因で、保険適用外となるケースも報告されています。

Q2. 瓦が数枚ズレただけなら、自分で直せる?

A. 見た目だけで「軽微」と判断するのは危険です。瓦の下にある防水シートや下地が劣化している場合、単に瓦を戻しても根本的な解決になりません。再発や雨漏りリスクを避けるためにも、専門業者の点検を受けることをおすすめします。

Q3. ホームセンターで買ったコーキング材で雨漏りを塞いでも大丈夫?

A. 一時的に水を防げることはあっても、屋根材や下地を傷めるリスクがあります。間違った場所に塗布すると、排水経路を塞ぎ、かえって雨水が内部に侵入しやすくなってしまうこともあります。DIYはあくまで応急処置と考え、早めにプロに依頼しましょう。

Q4. DIY後に雨漏りが悪化してしまいました。修理費は高くなりますか?

A. 状況によっては高くなる可能性があります。特に、防水層を傷つけたり、屋根材を無理に動かしてしまった場合は、部分補修では対応できず全面改修になるケースもあります。DIYの影響が大きいと、補助金や保険も受けづらくなるため注意が必要です。

Q5. 屋根に登るだけなら問題ないですよね?

A. 非常に危険です。西宮市内でも、DIY中の転落事故は報告されています。屋根は見た目以上に滑りやすく、特に苔や雨上がり直後は足を滑らせやすい状況です。安全帯や足場がない状態で登るのは避けましょう。

Q6. 専門業者に頼むと高くつきませんか?

A. 実は、長期的には専門業者の方がコストを抑えられることも多いです。下地補修・適正工法・保証付き施工などが含まれているため、再修理のリスクが低く、結果として安く済むケースが多々あります。また、火災保険申請サポートが受けられる業者もあります。

Q7. 屋根修理業者はどう選べばいいですか?

A. 以下のポイントを基準にすると安心です:

  • 西宮市周辺に拠点がある
  • 建設業許可を取得している
  • 現地調査は屋根に上って行う(ドローンでもOK)
  • 写真付き報告書と複数の提案プランを提示してくれる
  • アフターサービスや保証が明記されている

Q8. DIYした部分でも火災保険は使えますか?

A. 火災保険の適用には、第三者(=専門業者)の調査・報告書が必要です。自己修理した箇所に関しては「損害が拡大した」と見なされ、保険対象外となることがあります。必ず修理前に保険会社と業者に相談しましょう。

Q9. 自分で修理した部分だけ再修理をお願いすることは可能?

A. 可能ですが、業者によってはDIY箇所の再施工を断るケースもあります。また、施工保証がつかないこともあるため、最初から業者に任せる方が安心です。部分補修も含めて、事前に相談しましょう。

Q10. プロに任せる最大のメリットは何ですか?

A. 最大のメリットは「安全性・専門性・再発防止」です。屋根修理は建物の寿命に直結する工事であり、見えない部分の処置が特に重要です。プロに依頼することで、適切な点検・材料選定・防水処理が行われ、長期的な安心につながります。


まとめ|DIYよりプロに任せて安心・安全な屋根メンテを

  • 高所作業は事故と隣り合わせ、専門知識も必須
  • 施工不良でかえって修理費が高額化するリスク大
  • プロなら火災保険・補助金活用で費用負担軽減

「少しの節約」より「家と家族の安全」を優先し、まずは無料点検から始めましょう。

ご相談・無料点検のご案内

マックスリフォーム:杉本匡志

屋根の不具合は、早めに気づいて対処することが何より大切です。
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